阿弥陀如来坐像

重要文化財

平安時代 (12世紀)

木造 / 漆箔 / 彫眼

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    阿弥陀如来坐像

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本堂須弥壇に安置されている西教寺の御本尊です。 天正二年(1574)に滋賀県甲賀(こうか)市に所在していた浄福寺から移座したと伝えられています。 寄木造漆箔彫眼で、丈六像と呼ばれる巨像です。 両手を腹前で弥陀定印を結び、蓮台のうえに結跏趺坐しています。 肉髻を大きくつくり、正方形に近い丸顔で金色相を表し、目は半眼に細く開けて切れ長に仕上げ、眉を美しくあげています。 体躯は、肩幅がしっかりとあり、肩先から肘までは程よく長めで、脚部は低く表されるなど、平安時代後期に大流行した定朝様の作風を持ち、大きな像をバランスよく正面から見せる工夫がなされています。 平安時代の舟形の飛天光背を残す稀有な丈六像で、滋賀県を代表する阿弥陀如来像の一体であり、大寺院の御本尊に相応しい優れた仏像です。

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    文化財一覧

    • 01

      宗祖大師殿通用門

    • 02

      宗祖大師殿

    • 03

      宗祖大師殿唐門

    • 04

      宗祖大師殿水屋

    • 05

      本堂前手水舎

    • 06

      納骨堂

    • 07

      正教蔵

    • 08

      本堂

    • 09

      阿弥陀如来坐像

    • 10

      客殿

    • 11

      薬師如来坐像

    • 12

      客殿通用門

    • 13

      観瀾亭

    • 14

      書院

    • 15

      灌頂蔵

    • 16

      御廟

    • 17

      石燈籠

    • 18

      梵鐘

    • 19

      聖観音立像

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