本堂

重要文化財

江戸時代 (1739)

入母屋造 / 本瓦葺

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西教寺の本堂は、天正二年(1574)に建立された仮本堂を元文四年(1739)に建て替えたものです。 入母屋造本瓦葺で、正面上部に透彫がある桟唐戸、両端は蔀戸となっています。 正面中央に向拝を設けて、軒先には愛らしい表情をした猿の置物がおかれています。 蟇股には、猿、鳥、兎、馬などの彫刻が施されており、側面は蔀戸・桟唐戸・花頭窓付板壁となっています。 背面には裏堂(位牌堂)を備えており、かつては重要文化財に指定されている聖観音菩薩立像が安置されていました。 内部は、内陣中央に須弥壇を設け、本尊・阿弥陀如来坐像を安置しています。 須弥壇周りの四天柱には極彩色の装飾が施され、欄間や蟇股の彫刻は華麗を極めています。 脇陣には、聖徳太子元三大師恵信僧都源信など天台宗ゆかりの高僧を、外陣には、室町時代に起こった徳政一揆の際に真盛上人を法難から守った「手白猿」の像をお祀りしています。 近世の仏塔を代表する建物で、西教寺の本堂として威容を誇ります。

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    文化財一覧

    • 01

      宗祖大師殿通用門

    • 02

      宗祖大師殿

    • 03

      宗祖大師殿唐門

    • 04

      宗祖大師殿水屋

    • 05

      本堂前手水舎

    • 06

      納骨堂

    • 07

      正教蔵

    • 08

      本堂

    • 09

      阿弥陀如来坐像

    • 10

      客殿

    • 11

      薬師如来坐像

    • 12

      客殿通用門

    • 13

      観瀾亭

    • 14

      書院

    • 15

      灌頂蔵

    • 16

      御廟

    • 17

      石燈籠

    • 18

      梵鐘

    • 19

      聖観音立像

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