正教蔵

登録有形文化財

明治時代 (1879)

土蔵造2階建 / 土蔵造 / 瓦葺

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    正教蔵

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本堂の東側、切妻造桟瓦葺の二階建ての土蔵です。 明治12年(1879)5月に、比叡山西塔北谷の正教坊の住持稲岡尭如師より聖教200箱余りが西教寺に寄附されたものを収めるために造られました。 斜面を切土して自然石で固めた石垣で囲い、平坦な面を作って建てられています。 正面は、起り屋根を設け、漆喰塗り扉をつけて出入口としています。柱から軒裏まで漆喰で塗り込めていて、庇の虹梁絵様や誇張的な人字束と呼ばれる板蟇股などに明治初期の意匠が伺えます。 外壁は、上部を白漆喰塗、下部を縦板張としています。 火事での類燃を防ぐ効果のある漆喰、基礎を切石で固めるなど、近世に確立された土蔵造の形式をもつ、簡素ながら落ち着いた雰囲気のある建物です。

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    文化財一覧

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      宗祖大師殿通用門

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      宗祖大師殿

    • 03

      宗祖大師殿唐門

    • 04

      宗祖大師殿水屋

    • 05

      本堂前手水舎

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      納骨堂

    • 07

      正教蔵

    • 08

      本堂

    • 09

      阿弥陀如来坐像

    • 10

      客殿

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      薬師如来坐像

    • 12

      客殿通用門

    • 13

      観瀾亭

    • 14

      書院

    • 15

      灌頂蔵

    • 16

      御廟

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      石燈籠

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      梵鐘

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